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直木賞 2013年 148回 発表 ! [小説]

みなさん、こんにちは!

第148回芥川龍之介賞、直木三十五賞の選考会が16日に
行われました!

今回は、東京・築地の新喜楽で行われたのですが、
どんな作品が選ばれたのでしょうか!

早稲田文学5


まず、芥川龍之介賞に
黒田夏子さんの『abさんご』が選出されました。

■「abさんご」黒田夏子氏



直木賞には
朝井リョウさんの『何者』と、安部龍太郎さんの『等伯』
が選出されました。おめでとうございます。

■「何者」 朝井リョウ氏


■等伯(上) 安部龍太郎氏 


■等伯(下) 安部龍太郎氏



特に黒田夏子さんは、昭和12年東京生まれという事で、
現在75歳。最年長での受賞となり、お年寄りにまた勇気
と元気をもたらしてくれました。

そんな黒田夏子さんは、早稲田大学教育学部を卒業し、
普通に働きながら、小説を書き続けました。

昭和38年に『毬』で、「読売短編小説賞」に入選。
そして、今回の『abさんご』で見事、芥川賞を受賞しま
した。

長い間、小説を書き続けるって、どんな思考なんでしょう。
趣味として、書く事が好きであれば、サラリーマンを続け
ながら、書くという事は出来るかなと思います。

しかし、小説家として、これで生計をたてていくのであれば、
やはり売れないと食べていけないですよね。

小説家として、食べていくためには、自分の本望ではない
内容を書く場合もあるかもしれませんし、小説で売れるのって
本当に大変ですね。

失礼かもしれませんが、少しお笑い芸人に近いのかもしれません。
お笑い芸人も売れるまで時間がかかるし、実力があっても
時代に合っていないと売れない事もあるし、タイミングと
実力、そして引き上げてくれるメンターなどが要因として
あると思います。

小説家も同じように売れる為には、時代と実力が無いと
厳しいのかな?と、私個人の意見としては、そう思います。
私には、とても無理ですね、、趣味程度で書く分には、、

この黒田夏子さん『abさんご』は、自身の実体験が投影され
ていて、幼いときに母が他界し、父とともに残された娘は
やがて一人家を出る…という内容になっています。

本人は、「向き合いたくないことも多くて…。時間がたった
から書けたのかもしれない」と、、。

一方 直木賞の受賞者、朝井リョウさんは戦後最年少での
直木賞受賞です。若干 23歳です。。若い。。

本人は、「評価してもらえてうれしい。最年少の冠がなくても
読んでもらえる存在になりたい」と、今後の意気込みを語って
います。

これだけ若いので、前回の作品は、学生の時に書いた内容で
今回が、初めてサラリーマン時代に書いた内容です。
今回で、6作目の本書は新入社員として書いたとか。。

彼のコメントは、「就職してペースが落ちるかと思ったが、
それほど変わらない。小説に100%は身を投じたくない」
と、なんとも現代子のように、小説だけでなく、他の事も考え
ていきたいとの事です。 そんな簡単に、直木賞は取れない
と思うのですが・・・

黒田夏子さんと朝井リョウさんの年齢差は、なんと52歳差です。
今後の皆様の活躍をさらに期待しましょう。



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